①ICT(Information and Communication Technology)と古き良き時代の雰囲気を融合した、紳士淑女の集う完全会員予約制のオーセンティックバーです。
②嗜好品文化に広く浅く触れるオーセンティックバーです。
■このコンセプトとした背景
アフターコロナの時代でも生き残っていける業態で、尚且つ、施設全体の活性化にもつながる業態を模索しました。会員制のシェアスペースという位置づけとした理由は、お客様をお待ちしている一般的な業態では、採算性が難しいため不可能であると判断しました。特に、この豊田市駅前という立地、客席数の少ない店舗では、週末の夜だけではなく、平日の昼間から夜までも幅広いシチュエーションでご利用して頂かないととても採算が合わないです。 また、ランニングコストを抑えるために少人数(ワンオペレーション)での運営をベースにしました。しかし、イニシャルコストはケチらず、会員様に喜んで頂ける高級な店舗を目標としました。会員制であるため、ご提供する飲食代は良いものを少しだけ、極力原価近くに設定し、入手の難しい高級なお酒などもご提供できるように致しました。 JAZZ喫茶&Barのサービス機能を付けた理由は、店舗の外のバルコニー等のスペースでもご利用頂ける業態を模索した結果です。屋外もバーの装いをすることで、KiTARA内の他飲食店様の料理をテイクアウトしてご利用頂けることを期待しました。
①IT化、自動化
ICTを活用して、人的な接触を極力排除し、アフターコロナでも安全安心な空間を目指しました。
ITによる会員登録システム、予約システム、ORコードによる入店システム、iPadによるテーブルオーダーシステム、完全キャッシュレス清算、自動演奏ピアノシステム、各席にUSB・コンセントを完備、殺菌エアータオル、温度湿度調整機、脱煙装置、自動開閉便座、デジタル音源、音響システム、ワインサーバー、Wi-Fi完備などを採用しました。IT化、キャッシュレス化は、ますます増えていくと予想されます。特に、キャッシュレス決済の普及率は、韓国は90%以上、中国は80%以上、欧米諸国でも概ね50%以上です。日本は30%強で、総務省は2025年半ばには40%を目標としています。日本のキャッシュレス化の進まない理由は、現金の信頼性、治安の良さ、文化の違いなど、色々あるようです。ただ、普及率は確実に向上し、いずれは対応しなければならないと思います。当店も、完全キャッシュレス化には迷いまいしたが、明朗会計、ヒューマンエラーの防止・対策の観点から導入を決めました。これからキャッシュレス化に対応されるご予定の方は、練習がてらご利用ください。
②古き良き時代の雰囲気
雰囲気の捉え方は、人それぞれ違いますが、出来る限りシックで、流行り廃りに関係のない重厚感漂う雰囲気を目指しました。色調はダークブラウンを中心としました。内装の材質は、消防法等の法令に基づいた中でも、出来る限り木とレンガをメインとしました。照明は法令の範囲内で、極力暗めとし、色調や材質と合わせてオーセンティクな雰囲気を目指しました。カウンターは木製で、広めの750㎝幅のハイカウンター、椅子はカリモクのハイチェアーになります。ラウンジよりは、ショットバーのイメージになります。同伴者の方との会話は出来ますが、他のお客様同士の会話は聞こえない程度の音量でJAZZが流れています。携帯電話のご使用も他のお客様の雰囲気を壊すので禁止です。ネット検索やメールなどは大丈夫です。余計な気遣いをしない、プライベートな空間重視、雰囲気重視のオーセンティックバーを目指しました。完全会員制で完全予約制となりますので、ご予約をされていないお客様は入店出来ません。非日常空間を感じる当店で、心身のリセットをして、明日からのビジネスへの活力を養ってください。また、大切な方との大切なお時間をお過ごしください。
を中心にコーヒー・お酒(ウイスキー)・煙草(葉巻)・ジャズを中心とした嗜好品文化に触れるきっかけになれば幸いです。スタッフは、説明も致しませんし、講釈も垂れません。講釈を垂れたい方、談笑されたい方はお断りです。周囲のお客様に配慮した節度ある範囲内でお過ごし下さい。これらの文化に詳しくない方、これから知ってみたいと思われる方でも大丈夫です。
③紳士淑女のためのサードプレイス
紳士淑女とは、「紳士淑女」とは、「品格や良識があって、礼儀正しい男性と女性」という意味で、「お金持ちや裕福」という意味ではありません。騒がずに、音楽に耳を傾けながらお酒などを嗜むお店です。会話をしないで過ごす重厚で古き良き時代を彷彿とさせる空間を目指しました。グループ・団体様で騒いで楽しむ空間ではありません。たまには、人との煩わしさから解放されて、ご自分の時間を楽しんでみては如何でしょうか?
紳士淑女の方が、ストレス社会を生き抜くための潤滑油となる「サードプレイス」となると嬉しく思います。
昔からもよくいわれましたが、仕事の疲れを癒して、また仕事に専念するために心身を「リセットする場所」に通するものだと思います。サードプレイス(third place)とは、自宅や学校、職場でもない、居心地の良いカフェ等の「第3の場所」のことです。アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグが1989年に著書『ザ・グレート・グッド・プレイス』(The Great Good Place)で提唱しました。ストレス社会において、ゆったりとリラックスできる場所を持つことで、責任感などから開放され、人生の様々な面でメリットがあるとされています。サードプレイスを表現するとき引き合いに出されるのはイギリスのパブやフランスのカフェで、ここから引き出されるサードプレイスのキーワードは、スローです。社会学者のオルデンバーグが「The Great Good Place」を出版した同年の1989年、イタリアでは「スロー・フード運動」が展開され、「スロー・フード宣言」が採択されているのです。ちなみに、「スターバックス」も日本上陸以来「サードプレイス」という概念を提唱してきました。サードプレイスとは、自宅でも職場でもない、第3のリラックスできる場所のことです。気の合う仲間とご歓談されたいときは、屋外のテラス席をご利用ください。こちらは、当店とは関係ありませんが、当店の雰囲気に同調したテーブル(カリモク製)とハイチェアーをご用意しているフリースペースです。空席であれば、当店をご利用前、ご利用後にご利用ください。
④「嗜好品文化」を幅広く
「嗜好品文化」に触れ、バー文化、お酒文化に広く浅く触れる品揃えです。
ウイスキー、ワイン、ビール、ミキサー、トニックウォーター、日本酒、焼酎、蒸留酒(ジン、ブランデーなど)など、広く浅くご提供致します。幅広くご提供するため、常時ご提供するお酒の種類ごとのブランドや銘柄の種類は少なくなります。それでも、一般の小売店では見かけない、代表的なブランドや銘柄を中心に取捨選別してご提供して参ります。また、浅くといいましても、それなりに取り揃えております。その中でも、ウイスキーについては、充実した品揃えを目指しております。ウイスキーは、新商品、オールドボトルを含めて、ストックボトルは約500本以上ありますが、定番ボトルのほか、順次適時開栓してご提供致します。ストックボトルが全て、常時お飲み頂けるわけではありませんので、ご了承ください。長く会員様としてご利用頂けますと、いろいろなお酒をお試し頂けます。一度開栓致しますと長くはもたないお酒もございますので、ご理解のほどお願い致します。回転が早ければ、どんどん開栓して参りますが、回転が遅いと開栓も遅くなります。売切れましたら、レアなボトルや、新商品のボトルなど追加して参ります。
⑤本格的なバーテンダー不在のバー
本格的なバーテンダーでなくても営業可能な店を目指しております。これからの時代を末永く営業していくために、BCPの観点から選択しました。プロのバーテンダーは知識も技術も半端ない反面、バーテンダーで生計を立てていくのはなかなか難しい時代です。当店は、プロのバーテンダーは不在でも、良いお酒、良いおつまみ、良い音楽、良い雰囲気をご提供出来るお店を目指しております。そして、昼間は喫茶、ちょっとしたランチ代わり、午後はアフタヌーンティー、夜はウェイティングバーとして、アペリティフ、ちょっとしたディナーの代わり、アフターディナー、バータイムと、幅広い時間で、幅広いTPO(Time時間、Place場所、Occasion場面)でご利用頂ける店を目指しました。
⑥明朗会計、チャージなし、完全キャッシュレス
テーブルオーダーシステムによる明朗会計です。ご注文時に価格が分かりますので、その日のご予算に応じて、ご利用下さい。当店は、会員制で会費を頂いていますので、飲食代で利益を得ようと考えておりません。当然、チャージ(席料)も頂きません。1杯550円のコーヒーやウイスキー、ビールだけでも全然大丈夫です。ご精算は完全キャッシュレスです。ほとんどの電子マネー、クレジットカードに対応致します。今はキャッシュレスに不慣れな方も、いずれはキャッシュレスに対応する必要のある時代です。練習を兼ねてご利用下さい。会員になるまではハードルが高いかも知れませんが、会員様にとって、気軽に行けるサードプレイス!となれば幸いです。