JAZZ 5/4

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JAZZ 5/4

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絵画・装飾品なども文化のひとつだと考え、JAZZ・ウイスキー等の文化に関係のある展示をしています。

■絵画
絵画では、ジャズミュージシャンを描かれている版画家「津田 耕」の「マイルス・デイヴィス」「ミルト・ジャクソン モダン・ジャズ・カルテット」「デューク・エリントン」、画家「久保幸造」の「ビリー・ホリデイ」「マイルス・デイヴィス」「ウエス・モンゴメリー」、シルクスクリーンアーテイストとして有名な「ヒロ・ヤマガタ」の「ジャズクラブ」、紙コラージュ作家「ジェイムス・ハッセイ」の「ジャズ214」、フランス人アーティストのレイモンド・プーレの「Harlen Jazz」、無名作家の「チェット・ベイカー」、FMステーションや山下達郎のジャケットで有名な「鈴木英人」の「スピードスターと過ごす正午」(ミニプリント)などを展示しています。
 
■装飾品
装飾品では、実際に老舗バーで使用されていた昔(1990年代)のミニ熟成樽約20種類。今では入手困難なブローラ、ローズバンクなどもあります。ウイスキーの不況時代(スコッチは1980年代から1990年代、ジャパニーズは1980年代から2000年代)、補充用のウイスキーを購入し、店のミニ熟成樽へ補充して販売していた時代があったようです。その頃に使用されていたミニ樽です。世界最古のカフェとされている「カフェ・フローリアン」の灰皿、イギリスの王室御用達メーカーであるロイヤルアルバートのラベンダーローズシリーズのカップ&ソーサー、第一次世界大戦当時のイギリス兵の総称「トミー」が名の由来と言われているオールドサンルイのトミーグラス、今はなき軽井沢蒸留所の前身の大黒葡萄酒時代のワイングラス、実際に酒屋さんで使用されていた樽蓋型の看板(サントリー、ニッカ、キリン)、スペインのバレンシアのテーブルランプ、シーグラム社のビンテージ 60-70’s Seagram’s シェードランプ セブンクラウン、実際に使用されていた山崎・白州・キリンの熟成樽(ディスプレイ用に加工)、などなど、他にも貴重なものがたくさんあります。
 
■展示用オールドボトル
展示用のオールドボトルでは、日本のウイスキーの歴史を垣間見るボトルを中心に展示しています。サントリーのウイスキー事業が軌道に乗る前に経営を支えた「壽屋時代の赤玉ポートワイン」「壽屋時代の赤玉ホワイトワイン」、サントリー最初のウイスキー「壽屋時代の白札」、サントリーウイスキー レッド「中之島2丁目時代の赤札」、サントリー「壽屋時代の角」、ウイスキーメーカーとしてのサントリーの原点となる洋酒である「壽屋時代のトリス」などなどです。
北海道余市に設立されたニッカウヰスキーの前身の大日本果汁時代の「アップルワイン」、「アップルジュース」と共に、ニッカウヰスキーのウイスキー事業が軌道に乗るまで、経営基盤を支えた商品です。その他、ニッカウヰスキーのオールドボトル「キングスランド ポットスチル」「キングスランド丸瓶」「十年浪漫倶楽部 余市 5年」「余市 シングルカスク 10年」などなどです。
今はなき「軽井沢蒸留所」。1960年頃には、サントリー、ニッカに並ぶ銘柄でした。2000年に生産停止、2011年に閉鎖されてしまいました。皮肉なことに、閉鎖直後の2001年に「軽井沢ピュアモルト・ウイスキー12年」がIWSC(インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション)で金賞を受賞し、近年では「世界で最も希少性の高いウイスキーの一つ」、「幻のウイスキー」などと呼ばれることもあります。軽井沢蒸留所は、ざっくりと大黒葡萄酒→オーシャン→三楽オーシャン→三楽→メルシャン→キリンと合併をしてきた経緯があります。展示品には、大黒葡萄酒時代の オーシャン時代の 三楽オーシャン時代の 三楽時代の メルシャン時代の
スコッチ・バーボンのオールドボトルも多く展示しています。
 
■書籍(お読み頂けます)
書籍もあります。1985年に発表された古谷三敏(ファミリー企画)による漫画「BARレモン・ハート」は、酒好きやバーテンダーのバイブルともいわれました。題名ともなったレモンハート(ラム酒)を飲みながら漫画を読んでは如何でしょうか。ウィスキージャーナリストとして、世界の第一人者であったマイケル・ジャクソン(キングオブポップスではないです)著の世界的ベストセラー「モルトウイスキー・コンパニオン」でウイスキーを知ってみても良いかも知れません。その他にも、ご用意しております。
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