氷・ミキサー(割り材)・水にもこだわってご提供致します。全て取り寄せ品・購入品となりますので、別途料金となります。
■氷
専門業者の純氷の氷を取り寄せてご提供致します。
純氷とは、48時間以上の時間をかけて凍らせた氷で、溶けにくく、よりクリアで美しい氷です。製氷機の氷よりも溶けにくいため、お酒やソフトドリンクの味を損なうことなく、美味しく召し上がって頂くために作られた氷です。
種類は、かち割り氷・丸氷(アイスボール)・ハイボール氷(スティックアイス)をご用意しております。
好みによって別途ご注文下さい。
ロックの場合、かち割り氷や丸氷(アイスボール)が主流です。
ハイボールやコークハイなどの場合、かち割り氷やハイボール氷(スティックアイス)が主流です。
かち割り氷は、1杯分で110円、丸氷(アイスボール)とハイボール氷(スティックアイス)は、1個220円になります。
■割り材(ミキサー)
割り材(ミキサー)は、ウイスキーなどを割って飲むための飲料になります。
定番メニューを始め数種類ご用意致します。銘柄にもよりますが、110円/本~となります。
「水割り」の場合の「水」、「ハイボール」の場合の「炭酸水」、「コークハイ」の場合の「コーラ」、「ジンジャーエールハイボール」の場合の「ジンジャーエール」などです。
コーラ・ジンジャーエール
定番の「ウィルキンソン」「コカ・コーラ」など、瓶でご提供致します。各自、お好みで割ってお飲み下さい。現在、「ウィルキンソン」のリターナブル瓶が不足しているようで、欠品の場合もあります。
炭酸水(スパークリングウォーター)
ボトル(瓶・ペットボトル)でご提供致します。銘柄にもよりますが、110円/本~となります。マザーウォーターとは、ウイスキーの仕込み水のことです。炭酸については、定番の「ウィルキンソンTANSAN」を始め、山崎蒸留所のマザーウォーターを使用した「プレミアムソーダYAMAZAKI」「山崎の水」、90年以上の歴史のある日本初の国産ミネラルウォーターである富士山の天然水「富士ミネラルウォーター富士プレミアムスパークリングウォーター」、スコッチウイスキーに最適といわれる「ハイランドスプリング」などをご用意しております。「ハイランドスプリング」は、日本国内では流通しなくなってしまいましたので、滅茶苦茶高いです。
「トニックウォーター」にもこだわってご提供致します。種類も多いので、「キニーネ」を含有した、本来の「トニックウォーター」を中心にご提供致します。
■水・スティルウォーター(ナチュラルウォーター・ミネラルウォーター)
スティルウォーターについても、各種揃えております。銘柄にもよりますが、110円/本~となります。ボトル(瓶・ペットボトル)でご提供致します。
白州蒸留所のマザーウォーターである「南アルプスの天然水」、秩父蒸留所のマザーウォーターである「秩父源流水」、英国ロイヤルファミリーも愛したスコットランドのナチュラルミネラルウォーター「ディーサイド Deeside」、スコットランド・ハイランド地区のパンナ二ック鉱泉から湧き出た水で、爽快な口当たりの軟水となっています。地元では「奇跡の水」とも呼ばれているもので、この水でウイスキーを割ると、ウイスキーの個性を邪魔することなくすんなりとなじんでくれるようです。「ハイランドスプリング」は、日本国内では流通しなくなってしまいましたので、滅茶苦茶高いです。
チェイサーとして、飲み水として、ご注文下さい。無料の「お水」は提供しておりません。
因みに、「チェイサー」とは、お酒の合間に飲む飲み物です。ワインだけでなく、ウイスキーやテキーラなど強いお酒の合間によく飲まれています。1977年から2001年までトヨタ車でもありましたが、チェイサーは英語で「chaser」と書き、「追いかけるもの」というのが本来の意味です。メインのお酒の後を「追いかけて」飲むことから、チェイサーと呼ばれるようになりました。強いお酒であればあるほど、そのお酒だけで飲み続けるということはなく、チェイサーを間に入れて少し休むのが一般的です。チェイサーを飲んだ後は、メインのお酒がさらに飲みやすくなるでしょう。ワインが好きの方では、複数のワインを飲むときには必ずチェイサーを用意するという人も多いです。
当店では、紅茶には「ヒルドン」、コーヒーには「南アルプスの天然水」を使用しております。
■トニックウォーター
トニックウォーターはイギリス発祥の清涼飲料水で、炭酸水に各種の香草類(ハーブなど)や柑橘類(レモンなど)の果皮のエキス、及び糖分を加えて調製した清涼飲料水(炭酸飲料)です。二酸化炭素を圧入しただけの炭酸水と違い、ほんのり甘みや苦みを感じる味わいが魅力です。ただ、最近は、「キニーネ」が含有されていない商品も多く、フレーバーも種類が増えております。甘い味わいの商品から苦みを感じる商品までさまざまです。メーカーによって、多くの種類がありますので、一概にいえない状況です。日本国内で生産されているトニックウォーターにはキニーネは含有されていないようで、キニーネが含有されているトニックウォーターは輸入品のみのようです。
かつて、医療用に用いられていたトニックウォーターには多量のキニーネが使用されていましたが、現在では微量のキニーネと香料を使用した製品が大半です。現在は、「キニーネ」の代わりに他のフレーバーが使用されている商品も多いです。有名なカクテルの「ジントニック」などのカクテルに使用されています。
■キニーネ
「キニーネ」とは、抗マラリア薬で、熱を下げ、痛みを抑える解熱・鎮痛作用もあります。 リンドウ目アカネ科の植物キナの樹皮に含まれています。 南米の原住民は、古くからアンデスの高地に生えるキナの樹皮がマラリアに効くと知っていたといわれています。キニーネはキナアルカロイド中、抗マラリア作用が最も強く、昔からマラリアの特効薬として重宝されてきました。 現在でも、他の薬が効かない耐性マラリアに用いられています。 マラリア寄生虫の無性生殖体に対する効果が高いです。このようにマラリアの特効薬である「キニーネ」ですが、有害ではありません。植物であるキナは、実は日本では劇薬として指定されている成分ですが、『キニーネ』を含むキナ抽出物は、食品添加物としてしっかり国から認可されています。 トニックウォーターに苦味を加える添加物として入っているほか、 ワインやその他のお酒に使用されています。ただ、ドイツでは、「妊娠中はキニーネ含有飲料を摂取しないよう勧告する。耳鳴りあるいは視神経障害のある人、溶血性貧血の人、キニーネあるいはキナアルカロイド過敏症の人は、キニーネ含有飲料を摂取しないよう、また不整脈のある人、血液凝固阻止剤などキニーネと相互作用のある医薬品を服用している人は、医師と相談の上キニーネ含有飲料を摂取するよう勧告する。」といわれていますので、大量に飲むことは控えた方が良いかもしれません。
■マラリア
マラリアは、「マラリア原虫」が病原体で、「蚊」を媒介して感染する感染症で、日本でも1935年(昭和10年)頃までは、年間数万人が感染していました。しかし、公衆衛生の発達等により、現在は、日本国内で感染者はおらず、海外で感染する、いわゆる輸入マラリア感染患者のみの発生であり、毎年100名~150名が感染しています。汚染国へ旅行した人が感染し,国内で診断される輸入症例が最近増加傾向にあります。日本では感染者数が少ないために医者の認識が低く、風邪などと誤診されやすく、そのため、治療が遅れ死亡するケ-スもいくつか報告されています。しかし、マラリアは、特に熱帯および亜熱帯地域で広く流行している重要な世界最大の感染症です。世界保健機関(WHO)の報告によると、2023年の時点で、世界中で約3億人がマラリアに感染しており、そのうち数十万人がマラリアによって命を落としています。感染者数としては、サハラ周辺の西アフリカ諸国が大半を占めています。治療を受けないと死に至る可能性が高いです。原虫とは、原生動物(単細胞生物で生態が動物的なもの)のうち、寄生性で病原となりうるものです。有名なゾウリムシやアメーバも原虫の仲間です。
■トニックウォーターの起源
トニック(Tonic)は、トーン(Tone:音・調子)と同じ語源で、どちらもギリシャ語のトノス(Tonos:緊張)からきた言葉で、健康的、強壮的という意味があります。熱帯地方の英国植民地でマラリア防止のために飲まれるようになったのが始まりです。この当時のレシピにはキニーネが含まれ、独特の苦みがでるため人気がありました。かつて、医療用に用いられていたトニックウォーターには多量のキニーネが使用されていましたが、現在では微量のキニーネと香料を使用した製品が大半です。 アメリカでは食品医薬品局(FDA)により、キニーネの使用量は83ppm以下とし、かつ製品にはキニーネの含有を明示することが義務化されています。EUにおいても同様に表示が義務付けられています。 日本でもキニーネを含有するキナ抽出物が食品添加物(既存添加物)として認められていますが、使用量や食品表示は規制されていません。しかし、キニーネは安価ではないので、コスト上の理由により、日本で流通しているトニックウォーターには一部の輸入品を除き、キニーネは使用されておらず、香料を代用しています。
なお、トニックウォーターに含まれるキニーネを原因とする固定薬疹型のアレルギーが報告されています。症状としては、口唇、口腔内へのびらん形成および手指、足趾への紅班が多くを占めており、中には再発を繰り返し中毒性表皮壊死融解症(TEN)まで悪化した報告もあります。こうした重篤病態の可能性がある一方で、日本では米国、EUとは異なり未だキニーネの成分表示が義務化されていない現状が一部で問題視されています。
■代表的なトニックウォーター
■キニーネを含有しているトニックウォーター
・フィーバーツリー(プレミアム トニックウォーター)
2004年、チャールズ・ロールスとティム・ワリローの2人により、フィーバーツリー社は、イギリス ロンドンで設立されました。彼らは、ジントニックなどのカクテルで使われるミキサーがコスト重視な製品に独占され、品質が疎かになっていることに疑問を抱いていました。
「どんなにこだわったジンで作ったジントニックでも、その3/4はトニックウォーター。ならばそこにこだわるべきではないだろうか。」その思いを胸に、2人は最高のジントニックに見合うトニックウォーターを自分たちの手で作るため、トニックウォーターの起源を大英図書館で何日もかけて研究し、15ヶ月の冒険に出ました。世界中の人里離れた危険な地域にまで足を運び、アフリカのコンゴ民主共和国で、高品質のキナの原木が残っている唯一の農園を発見し、仕入れることに成功したのです。こうして植物由来の成分を使用した高品質なプレミアムトニックウォーターを作り上げる事に成功しました。
「フィーバーツリー」とは、キニーネが含まれている「キナ」の木の産地であるアフリカのコンゴ民主共和国での現地での愛称です。コンゴ民主共和国のキナ由来の優しい苦味と、メキシコのビターオレンジによる繊細で爽やかな香りが特徴のトニックウォーターです。フィーバーツリーのフラッグシップであり、よりプレミアムなジントニックをつくるのに最適です。
現在は、アサヒビールが販売しています。他にも種類が豊富です。
・フィーバーツリー(メディタレーニアン トニックウォーター)
コンゴ民主共和国のキナ由来の優しい苦味に、地中海沿岸で採取したレモンタイムやローズマリーのエッセンシャルオイルが香る、軽やかでフローラルな味わいのトニックウォーター。特にシトラスの効いたジンと好相性を発揮します。
・フィーバーツリー(エルダーフラワー トニックウォーター)
コンゴ民主共和国のキナ由来の優しい苦味成分と、手摘みで採取した英国産のエルダーフラワーから抽出したエッセンシャルオイルをブレンド。フルーティーかつ爽やかな味わいが特徴で、特に華やかなジンにぴったりのトニックウォーターです。
・フェンティマンス(トニックウォーター)
「フェンティマンス」は、イギリスにある植物醸造所です。英国で100年以上愛されてきたフェンティマンスのボタニカルドリンクです。天然由来の原材料のみで作られた、上質な大人のドリンクです。キナ抽出物によるトニック本来の苦味が味わえます。また、苦味だけでなく、ジュニパーベリーとカフィアライムの葉の風味もアクセントに加わり 、すっきりとした後味に仕上がっています。
・Q Mixers(トニックウォーター)
ニューヨークのブルックリンに本拠を置く、アメリカを代表するプレミアム ミキサー会社です。Q Mixers は、すべてのドリンクを素晴らしいものにすることに尽力しています。最高品質の材料を使用し、砂糖の添加量を減らし、常に完璧な炭酸を提供します。
まだまだ、日本国内での知名度は低く、商品アイテムも多いのですが、日本国内での流通は少ないです。
・CAPI(カピ トニック)
CAPIは、メイド・イン・オーストラリアの天然由来 自然派ドリンクです。オーストラリアの優れた自然環境の中から、季節・気候・ロケーションを考慮しながら選りすぐりの原料を厳選し、こだわりの製法で作られています。甘味料、着色料、保存料などの添加物を使用していないため、素材本来の味が引き出されていることが大きな特徴です。オーストラリアのバーテンダーからNo.1と認められたトニック。最高品質の天然キニーネとシトラスオイルを使用した爽やかな仕上がりです。
・バーモンジートニックウォーター(終売?)
2017年にウィスクイーが発売しましたが、現在は流通していないようです。
■キニーネを含有していないトニックウォーター
・シュウェップス(トニックウォーター)
日本では、現在はコカ・コーラが製造・販売しています。1783年にスイスのジュネーブで誕生した世界最古の清涼飲料水(炭酸飲料)ともいわれています。現在は、イギリスロンドンのブランドです。1837年には英国王室御用達のソーダメーカーとして認定を受けるなど、歴史と由緒あるブランドです。
・フィーバーツリー(プレミアム ジンジャービア)
世界中から厳選した3種のジンジャーの根を用い、24時間醸造することで燃えるような味わいを実現しました。個性豊かな香りと、刺激的で甘すぎず深みのある辛さは、よりプレミアムなモスコミュールをつくるのに最適です。(ビールではありません)
・フィーバーツリー(プレミアム ジンジャーエール)
世界中から厳選した3種のジンジャーを用いた、上質で香り高いエッセンシャルオイルを独自にブレンドしました。爽快な辛さとコク、フレッシュな後味が特徴の本格的なジンジャーエールです。特にダークスピリッツとの組み合わせが抜群です。
・フィーバーツリー(プレミアム ソーダウォーター)
ミネラル分の少ない高品質の軟水を用いた繊細な香りと、口当たりのよさが特徴のソーダウォーター。ウイスキーやスピリッツの旨みを引き出し、より風味が際立つ味わいのカクテルへと仕上げます。
・カナダドライ(トニックウォーター)
ほろ苦い、洗練された刺激。ジン、ラム、ウォッカなどを自分流で飲みこなす大人のために、独特のほどよい苦味が効いた、こだわりのトニックウォーターです。
ドクターペッパー・スナップル・グループが保有しているソフトドリンクのブランドです。ジンジャーエールのブランドとしてよく知られており、その歴史は110年以上に及びます。またジンジャーエール以外にも、さまざまなソフトドリンクやミキサー(カクテルの割り材)を販売しています。その名の通りカナダに起源を持つブランドであるが世界的に展開しており、2008年以来のブランド保有者であるドクターペッパー・スナップル・グループは米国テキサス州に本社を置く企業です。日本では1957年に販売が開始され、1990年以後は日本コカ・コーラが販売権を取得しています。
・ウィルキンソン
現在は、アサヒビールが製造・販売・所有するブランドです。
1889年(明治22年)頃にイギリス人であるジョン・クリフォード・ウィルキンソンが仕事で日本へ渡航し、たまたま狩猟をしている最中に、携帯していたウイスキーがなくなり、喉が渇いたので水を求めて谷あいを探していた時に、兵庫県宝塚で炭酸鉱泉を発見しました。鉱泉水をロンドンの試験場に送って分析したところ、世界的にみても食卓用として優良な鉱泉であることが分かり、この鉱泉の瓶詰めを企画したことが始まりです。
1890年(明治23年)頃に生産を開始し、「TAKARADZUKA MINERAL WATER (宝塚ミネラルウォーター) 」として発売しました。現在の「TANSAN」になります。
1893年に「TANSAN」を商標に制定し、ミネラルウォーター「TANSAN (タンサン) 」を発売しました。
1937年(昭和12年)にクリフォード ウヰルキンソン タンサン鉱泉株式会社(以下ウヰルキンソン社)が設立されました。
1951年(昭和26年)に朝日麦酒株式会社(現アサヒビール株式会社)と販売契約を締結し、製造はウヰルキンソン社が、販売は朝日麦酒株式会社が行いました。
1983年(昭和58年)には、生瀬の炭酸泉源および商標が朝日麦酒(現、アサヒビール)に売却され、宝塚工場の経営が朝日麦酒に移行しました。
1990年(平成2年)に炭酸水の湧出量が少なくなってきたことなどが原因で、宝塚工場は閉鎖されました。現在は、アサヒ飲料の工場数ヶ所で生産されています。
トニックウォーター以外の種類も豊富です。
2024年に入り、リターナル瓶が不足しており、瓶の商品の流通が不足しております。
・サントリートニックウォーター
・説明するまでもなく、サントリーの製造・販売するトニックウォーターです。ジンなどのミキサーとして最適な、自然な香りと味わいのトニックウォーターです。サントリーは、ジンの拡大計画を公表しています。